パソコン超初心者の頃、「ひよこタイピング」という練習講座でタイピングの練習をしていました。
手元を見てはいけないのがお約束です。ブラインドタッチと言われていますね。慣れていくうちに、少しずつですができるようになり、文字が速く打てるようになりました(たぶん)。
ピアノを弾く時はどうでしょうか。たいていの場合、目の前に楽譜(情報)があります。情報を読み取って音にしていきます。鍵盤も見なければならないので忙しいです。しかもパソコンのように指のポジションがいつも決まっているわけではないのです。でも、大抵の方が、練習を重ねるうちに鍵盤を見る回数が減って、譜読みが速くなります。
鍵盤の並び具合が頭の中に入っていて、鍵盤を触る感じ(触覚)が研ぎ澄まされた時、指先に目が出現してくるような・・と言ったらいいのでしょうか。ここまでになるにはもちろん練習が必要ですが、(音が離れている場合はミスタッチがないようにしっかり見てね)ブラインドタッチが手に入るとお得ですよね。