ドビュッシーの「月の光」

昨夜は中秋の名月でした。と言うと、思い浮かぶのはタイトルのこの曲です。

新任の教師だった頃、この曲は鑑賞曲として教科書に載っていました。鑑賞曲はいつもはレコード(まだCDもない時代)で聴いているけど、「今日は生演奏で聴いてください」とか言って、3クラスの生徒たちに無理やり?聴いてもらいました。いつもはざわざわの生徒たちが、意外に静かだったのを思い出します。

ドビュッシーの曲は、微妙なニュアンスで色や光を醸し出すようなところがあるように思います。本人は嫌ったようですが、印象派と称されてもいます。しかし、このお洒落な感じはフランス音楽ならではといったところでしょうか。よろしければ当教室講師の演奏でお聴きください。